FCHV-BUSについて
- 1、開発
- トヨタ自動車と日野自動車が共同で開発した燃料電池ハイブリッドバスです。燃料電池システムはトヨタ自動車、車体をはじめバス本体は日野自動車が担当し、両社がそれぞれ培ってきた技術やノウハウを活用しています。路線バスの燃料電池ハイブリッドバスは、「愛・地球博」の会場間輸送で使用されたバスの内外装をリニューアルし、高速道路を含む路線運行に必要な装備を追加しています。
- 2、主な特長
- 高圧水素ガスを燃料とする燃料電池とバッテリーを動力源として、モーターを駆動するハイブリッドシステムを採用しています。地球温暖化の原因であるCO2や大気汚染物質である窒素酸化物などを排出しないほか、エネルギー効率が高く、静粛性に優れています。
【主要諸元】
路線バス | ランプバス | ||
車両 | 名称 | FCHV-BUS | |
ベース車両 | 日野ブルーリボンシティ (ノンステップ大型路線バス) |
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全長(mm) 全幅(mm) 全高(mm) |
10,620 2,490 3,360 |
10,515 2,490 3,360 |
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乗車定員(人) | 26 | 63 | |
性能 | 最高速度(km/h) | 80 | |
燃料電池 | 名称 | トヨタFCスタック | |
種類 | 固体高分子形 | ||
出力(kW) | 90×2 | ||
モーター | 種類 | 交流同期電動機 | |
最高出力(kW[PS]) | 80[109]×2 | ||
最高トルク(N・m[kgf・m]) | 260[26.5]×2 | ||
燃料 | 種類 | 水素 | |
貯蔵方式 | 高圧水素タンク | ||
最高充填圧力(MPa) | 35 | ||
バッテリー | 種類 | ニッケル水素電池 |
【路線バス】
【ランプバス】
【関空連絡バス】